Photo by GR DIGITAL III
建築中の東京スカイツリーを、夜の浅草から撮影した、少し前の写真です。GR DIGITALでもこんなに美しく夜景を撮影することができます。こういった夜景写真を撮影するときには、以下の3点を気をつけています。
- シャッタースピードと絞りを、マニュアルで設定する
- 台の上に乗せる
- タイマーを使う
シャッタースピードと絞りを、マニュアルで設定する
シャッタースピードと絞りを自動で撮影すると、思うような明るさで撮影することができません。そのため、マニュアルで設定します。
夜景の場合、シャッタースピードを1秒ほどにしてみて、撮影した写真が明るすぎればもう少し短くし、暗すぎればもう少し長くします。
そうして、撮影して写真を確認しながら、シャッタースピードを変えて行きます。
台の上に乗せる
シャッタースピードが遅いと、どうしても手ブレします。できれば三脚で撮影するのが良いのですが、軽くて持ち歩きやすいGR DIGITALを旅先に持って行くのに三脚は似合いません。そのため、テーブルの上や手すりの上など、台の上に乗せて撮影します。
なお、手すりの上など、落としてしまいそうな場所を台にするときには、万が一台から落ちても大丈夫なように、撮影が終わるまでストラップを握りしめています。
タイマーを使う
台の上に乗せるのと同様の理由で、手ブレしやすい夜景写真では、タイマーを使います。シャッターを指で押すと、その押したぶんだけ手ブレします。そのため、GR DIGITALのタイマー機能を使用します。
タイマーをかけてシャッターを押し、GR DIGITALから手を話してしばらく待つと、GR DIGITALが台の上でまったく動かないままシャッターだけ切ることができます。
その他
こんかい説明したのは、落ち着いて撮影できるときの夜景写真です。観光地などで長い時間立ち止まったり、台になるものが無かったりする場合には、できるだけ手ブレしないように注意しながら何回もシャッターを切っています。
シャッターを切りまくれば、たいてい、1枚くらいはブレていない、きれいに写っているものがあります。