GR DIGITAL IVのファームウェアがアップデートされました。初代GR DIGITALから新機種が出るたびに買い換えて、ずっとGR DIGITALを使い続けています。使い続けている理由は、写真を撮るのが楽しいカメラであることと同時に、こうして、ファームウェアがアップデートされていくためです。
今回のファームウェアのアップデート内容は、性能の改善と、V2.10で追加された機能のバグの修正です。詳細は、以下のとおりです。
機能拡張
- Exifヘッダー情報のタグの長さに1箇所誤りがあり、修正しました。
- S モード [ シャッタースピード優先 ] をマイセッティング登録する際、登録先を 「 SDカード゙ 」 にすると設定したシャッタースピードが正しく保存されない問題があり、修正しました。
- Eye-Fiカードから画像を再生中、コマ送りができなくなる場合があり、コマ送りできるように修正しました。
- 連写モードを AF 連写に設定して撮影すると、画像ファイルをメモリーに書込み終了するまで時間がかかる場合があり、処理を改善しました。
ソフトウェア開発をされているかたならわかると思いますが、一般的に、重大なバグ(たとえば、撮った写真が消滅するといった製品の根幹に関わるもの)は修正されますが、上記のような重大ではないバグについては、製品出荷後に修正されないことがあります。そのため、GR DIGITALのように、重大ではないバグについても真摯に修正を続ける姿勢には、感銘を受けます。
GR DIGITAL IV ファームウェア ダウンロードページ
GR DIGITAL IV→Amazon.co.jp